フォニックスの基礎知識

agocard

フォニックスとは?

Phonics(フォニックス)とは、英語のスペル1つ1つの発音の規則性と発音を正確に学び、新しい単語の読み方を容易にさせる為の学習方法です。難しいように聞こえますが簡単に言うと、アルファベットのA~Zまでのそれぞれの音の正しい発音を習得していくという事です。
新しい小学校の英語の教育要綱ではフォニックスの要素を高学年の英語の読み書きの前に出てくるとされ、現在注目が高まっています。日本での英語教育、特に義務教育の現場において以前は英語の発声が軽視されがちで、英語を正しく発音するよりも英語を正しく書く、ということが重視されローマ字しか知らない子が中学校で英語を習う時「MIKE」を「ミケ」とローマ字読みをしたりカタカナ読みの発音をしてしまうという面で教育現場で問題になっておりました。教育テレビの「えいごであそぼ」では2017年よりコンセプトを大幅に変更し、「発音・フォニックス・音」をメインに放送されています。英語の発音トレーニングが圧倒的に足りていない英語教育の環境であるからこそ、フォニックスをツールとして使って、英語をしっかり、正しく発音する、という発声トレーニングを重ねて「読める楽しさ」を身につけていきましょう!

どんなレッスン?

ジーニでは、レッスンやおうちでCDを聞いて耳からたっぷりの英語音声をインプットし、同時にリーディングブックやメモライズから英単語やセンテンスの英語を視覚的に追う音読練習をしています。
例えばDOGという単語は、「ドゥ」「オ」「グ」というそれぞれの文字の音が一緒になって初めて「ドッグ」という発音になります。ですのでこのアルファベットの「文字の音」を学び習得できればたいていの英単語は初見でも発音できる、読めるようになるというのがフォニックスの利点です。

レッスンの中ではフォニックスカードやフラッシュカードを通してそれぞれの発音に対しての動きを入れて「体で体感する」学習法を取り入れている為、反射的にフォニックスの発音を言えるようになり、より子供たちの「読む」意欲を上げていくことができます。そして、フォニックスの中でも規則に当てはまらない「sight word」(サイトワード)も同時に学習していきます。

アルファベットと総合的に

日本語では「あ」は'a'という音で、名前も同じ発音の'a'で認識されますが、英語のアルファベットは「文字の音」と「文字の名前」がイコールではありません。その為、スペリングや書く学習は【アルファベット】、発音や読む学習は【フォニックス】で、というように両方のサイドから効率的に学ぶ必要があります。